ぬか漬けを始めてからというもの、数々の失敗をしてきましたが、1番の失敗作は「アボカド」でした。
ぶっちゃけめちゃ不味かったのです。
しかしネットでは、
「アボカドのぬか漬けは美味しい!」
とよく目にします。
そんな…
僕の漬け方に落ち度があったのか…
もしくは味覚がおかしいのか…
様々な葛藤があったのですが、なかなか改めて挑戦しようという気にはなれませんでした。
しかし、ぬか漬け男子歴も4年目に突入した僕。
これではいかんとついに重い腰を上げることにしました。
今回は絶対アボカドを美味しく漬けてやります!
失敗してしまったアボカドのぬか漬け
記録を辿ると、2018年2月15日にアボカドに挑戦していました。
感想を一言で言うと、
アボカドめちゃまずい!
という感じでした。
この時のレポートは、
「みんな美味しいって言うけど…大失敗だったアボカドのぬか漬け」
でやっておりますので、そちらをまず見て頂いてから、今回のレポートを読んでいただけると幸いです。
【アボカド】みんな美味しいって言うけど…大失敗だったアボカドのぬか漬け
森のミルクと呼ばれるアボカド、皆さんはお好きですか? 僕はアボカド大好きです! ...
続きを見る
なぜ失敗したのか
今回新たにチャレンジすると言うことで、前回なぜ失敗したのかを考えてみました。
ぬか漬けを始めて3ヶ月くらいだった当時、ぬか床の状態がまだまだ未熟だったのだと思います。
前回の記事を読み返して見ると、
「酸味が強い」
というような表現がありました。
酸味は発酵しすぎている証拠ですから、今回はお手入れを怠らず、足しぬかをして良い状態のぬか床で挑んでいきたいと思います。
前回の記事には、ぬか床の中でグジュグジュになっている写真がありました。
ということは、熟したアボカドはぬか漬けに向いていないということなのでは?
逆にまだ熟していない硬めのアボカドで挑戦すればいけるのでは!?
と考え、今回は材料の状態にも注意しつつチャレンジしていく事にしました。
出逢ってしまった硬めのアボカド
先日八百屋さんで買い物を済ませ、お店を出たときに、出逢ってしまったのです。
緑色して硬そうなアボカド。
そして触ってみると、
硬い!
その八百屋さんは人気店で、結構並ばなければレジにたどり着けないお店だったので一瞬躊躇したのですが、
ぬか漬け男子4年目のプライドが僕を突き動かしました。
さぁ、舞台は整った。
ではチャレンジしていきたいと思います!
アボカドの下ごしらえ
こちらが今回手に入れたアボカドです。
アボカドは熟してくると黒っぽくなりますが、まだまだ緑色が色濃く残る個体。
これは期待できます。
まずは半分にアボカドをカットして、
タネを外し、皮を剥きます。
若いアボカドは多少皮がむきづらかったですが、とりあえず手で剥くことができました。
しかし表面が若干熟していました。
どうしよう…
と思ったのですが、ジュクジュクした部分はアボカドのぬか漬けには必要ないだろうと踏んで、水洗いしながらジュクジュク部分を取り除き、
キッチンペーパーで水気をしっかり取りました。
チキンなぬか漬け男子
よし!あとはぬか床に入れるだけだ!
ぬかこ頼むぞ!
最近足しぬかをしたばかりで、そこそこ状態の良い我が家のぬか床「ぬかこ」。
ぬか漬け男子4年目、バッチリお手入れしてるし自信を持って漬けるぞ!
…
と思ったのですが、トラウマって恐ろしいものですよね。
やっぱり不安がよぎったので、最近購入したみたけ食品さんの「発酵ぬかどこ」も使用する事にしました。
みたけ食品さんの「発酵ぬかどこ」はお手軽にお店の味を出してくれるので、最悪こちらでレポートすれば良いやという、
なんともずるい、ぬか漬け男子4年目の僕(笑)
あ、みたけ食品さんの「発酵ぬかどこ」について先日リポートしたので、ご興味のある方はご覧くださいませ!
お手軽!買ったその日から漬けられる「みたけの発酵ぬかどこ」を使ってみた
僕はぬか床を1から作ってぬか漬けを楽しんでいますが、自分で作る場合、正直初めは面 ...
続きを見る
アボカドを漬けていく!
さて漬け方です。
まずはアボカドのタネが入っていた部分にぬかを詰め、
若いアボカドとはいえ形が崩れやすいので、ぬか床を掘りスペースを作ってタネの部分を下にして埋めていきます。
こうすると全体ムラなく漬けることができます。
同じくみたけ食品の発酵ぬかどこにもアボカドIN!
同じ方法でみたけ食品さんの「発酵ぬかどこ」にも入れていきます。
チャック式って簡単に空気を抜くことができるので便利ですよね。
初心者の方におすすめのぬか床です。
果たしてお味はぬかに!?
前回2日漬けたアボカドが酷すぎたので、今回はまず半日漬けて様子を見る事にしました。
半日漬け
夜の8時に漬けて、朝の8時に取り出しました。
ドキドキしながらぬか床を掘ってみると、
お!良い感じに漬かってる!
結構柔らかくなっていましたが、グジュグジュは回避できた模様です。
みたけ食品の発酵ぬか床も、
良い感じですね!
さぁ、恐る恐る実食です。
実食!
左側の青い皿がぬかこで漬けたアボカド、右がみたけです。
さて肝心のお味は…
あ、美味しい!!両方ともいける!!
アボカドは柔らかくなっており、ぬかの風味と塩味が良いアクセントになっている!
やはり状態の良くないぬか床の酸味がまずい原因だったのですね。
やりました!
ついにアボカド攻略!
…
と思ったのですが、まだ若干漬かりが浅いような気がしたので、もう半日漬けて食べ比べてみることに。
1日漬けで食べてみようと思ったのに…1日半経過
夜の8時に改めて取り出そうと思ったのですが…
バタバタしていて忘れてしまいました…
気づいたのは翌日の朝8時。
ということで1日半経過したアボカドがこちらです。
なんか黒っぽくなってる…
いやー、なんともマズそうだ(涙)
ちなみにみたけ食品の発酵ぬか床で漬けた方は、色の変化はそこまで見られませんでした。
実食
前日と同じく、左がぬかこ、右がみたけです。
ぬかこの方、マズそう…
うーん、色って大事ですね。
そして恐る恐る食べてみると…
うん、まずくはないけど、ちょっとしょっぱい。
意外や意外、味は両方とも悪くありませんでした。
が、やはりしょっぱくなりすぎていましたね。
もうこうなったらとことんやってやる!
自分のポンコツのおかげで1日漬けが食べれなかった…
でもここまできたらとことん追求してやる!
ということで、八百屋とスーパーを3軒周り、カッターいアボカドをゲットしてきました。
いやー、ここまで硬いアボカド初めてかも(笑)
色もしっかり緑です。
ということで皮を剥こうと思ったのですが、
硬くて剥けない!
指がダメになると判断して、ピーラーで剥きました。
ピーラーで剥く際は、外側の硬い部分の下にまだ硬い部分が存在しますので、
もったいないと思わず厚めに剥いてあげてください。
あ、あとタネもすこぶる取り出しづらかったです。
手では無理だと判断し、スプーンで頑張って取り出しました。
皆さんもやる際は手に気をつけてくださいね。
そしてぬか床にIN!
今回は忘れないようにアラームをセットして1日経過したら取り出していきます。
1日漬けのお味はぬかに!?
はい。
毎度お馴染み、左がぬかこで右がみたけです。
果たして1日漬けのお味は…
美味しい!!!
適度な塩味とほのかな酸味、そしてぬかの風味。
やった!ついにやりました!!
苦節3年、ついにアボカド攻略です!!
ただ一点、アボカドちょっと硬すぎたかもしれません(笑)
指で皮がギリギリ剥ける程度の個体の方が良いなと思いました。
結論。アボカドはこうやって漬けろ!
ということでアボカドを美味しく漬けるための方法を発表いたします!
1.酸味の少ない状態の良いぬか床で漬ける
2.アボカドは若いものを選ぶ(指でギリギリ皮が剥ける程度の個体が理想)
3.漬ける時間は半日以上1日未満
漬け時間は季節によって違うと思いますので、あくまでも目安と思ってください。
いやはや自分、頑張った!!
アボカドは上手に漬ければ美味しい
3年越しのチャレンジでしたが、僕の奮闘ぶり、いかがでしたでしょうか。
アボカドは上手に漬けることができれば美味しく食べれるということがわかりました。
アボカドさん…
3年間まずいって言っててすみませんでした。
…まあ、失敗したから今があるんですものね。
めげずに頑張っていきたいと思います!
皆さんもよかったら参考にして、アボカド楽しんでみてください!
アボカドの漬け方、YouTubeでも公開中!
ぬか漬け男子&ぬか漬け女子がやっているYouTube番組、
「れっつとぅぎゃざーぬか漬け!」
では、アボカドの漬け方もご紹介しています!
楽しくレクチャーしていますので、ぜひ観てみて下さいね。
チャンネル登録、高評価もよろしくお願いします!
れっつとぅぎゃざーぬか漬け【アボカド】