ぬか床を育てていて、
「ぬか床の表面が黒くなってる!」
なんて経験がある方も多いのではないでしょうか。
見た目があまり良いものではないので、
もしかしたらカビが生えたのかも…
と諦めてしまいがちですが、安心してください!
大丈夫です!!
ということで今回は、ぬか床の表面が黒くなったときの対処法をお伝えしたいと思います。
黒くなるのはよくある事
僕はぬか床を育て始めて4年目なのですが、実はこの現象よくあります。
黒くなる原因は、ぬかが空気に触れて酸化してしまっているからなのです。
ぬかに含まれる脂質に空気が触れる事で起こる現象なので、
軽く掘ってみると、いつもの茶色いぬかが顔を出してくれます。
気温が低い冬や、冷蔵庫管理しているとよく出る症状ですので気にせずに混ぜちゃってください。
黒くさせないためには?
正直結構あるあるな現象ですし、そんなに悪いことではないので、気にしなくても良いと思います。
出来ることがあるとすれば、適切な温度(20度〜25度)の環境にするとか、水分量を少し増やしてやるのも手かと思います。
適切な温度管理をしているとそれなりに発酵も進むので、冷蔵庫管理している方は少しの間常温で管理してやるのも一つの方法ですね。
水分量は増やすことによって、ぬかが空気と触れ合う面積を少なくしてくれます。
ただ季節によって温度はまちまちですし、水分量が多すぎると発酵が進みすぎちゃう原因になりますので、僕はあまり気にせずしっかり混ぜて基本的に現状維持のことが多いですね。
ぬかどこの混ぜ方、YouTubeも是非ご覧ください!
本当のカビが発生したらアウトかも
僕はまだ経験がないのですが、白いワタのようなものが生えたり、いろんな色の点々(ピンク・緑・黒・赤など)が出てたりしていると、流石に危ないかと思います。
おそらくそうなると匂いも大変なことになっているのではないかと思いますので、諦めなくてはならないかもしれません。
放置のしすぎはやはり良くないですね。
僕は夏の暑い最中、常温で5日間ぬか床を放置した経験があります。
その時は表面が真っ黒になり、発酵が進みすぎたからかぬか床からプクプクガスが出て恐ろしい見た目に。
ただ、匂いに問題がなかったので、1日冷蔵庫で寝かせてから表面を多めに取り除き、足しぬかをすることでなんとか復活してくれました。
諦めたらそこで試合終了!
ぬか床って意外とタフだなと思いつつ、しっかり反省しました(笑)
この辺の判断は自分でするしかありませんが、ヤバイとなったら一度応急処置をしてみて、それでもダメなら諦める感じですかね…
出来るだけそのような状況にならないことを祈っています!
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まとめ
ということでぬか床の表面が黒くなった場合の対処法をお伝えしました。
ぬか漬けをやっていると起こるあるある現象ですので、気にせず楽しくぬか漬けを続けていただけたらと思います。
肩に力が入りすぎると楽しくないですし、個人的に楽しむ分には適度にサボるのもあり(個人的意見ですw)
ただ、あまりに管理を怠ると、さよならしないといけなくなる場合もありますので、気をつけつつ美味しいぬか漬けを漬けていってくださいね!
因みに表面が白くなった時の対処法についても書いていますので、そちらもよろしければご覧ください!
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