長芋はぬか漬けにするととても美味しい野菜の一つです。
認知度も高く、好きだという方も多いのではないでしょうか。
漬け方はとても簡単なのですが、ある点に注意しないと全然漬からないという悲しい事態を招きます。
実際僕も一度失敗したことがあるので、今回は失敗談を交えつつ長芋の漬け方について説明していきたいと思います。
山芋と長芋って違うものなの?
山芋は、ヤマイモ科のイモを総称して呼ぶ名前で、品種ではありません。
よく名前を聞く大和芋などは、ヤマノイモ科ヤマノイモ属ヤマイモに分類され、南方原産種(東南アジア・オセアニア方面や中国の南部)と言われています。
すり下ろした時の粘り気が特徴で、トロロなんかにすると美味しいですよね。
そして日本の山野に昔から自生する日本原産種は自然薯(じねんじょ)呼びます。
こちらはさらに粘り気が強く、超高級食材として知られています。
対する長芋は山芋と同じ仲間ですが、ヤマノイモ科ヤマノイモ属ナガイモに分類される芋で、水っぽく粘りが少ないです。
長さは50〜80cmほどですが、スーパーなどで売られる際は、20cmくらいにカットされている場合が多いのではないでしょうか。
原産地は中国と言われており、英名は「Chinese yam」と言います。
諸説ありますが、現在ではそれらを総称して「山芋」と呼ばれています。
僕の失敗談
ぬか漬けを始めて割と初期の段階で、長芋のぬか漬けに挑戦したのですが、最初思うように漬かりませんでした。
理由は丸ごとそのままぬか床に入れたからです。
長芋の皮はぬか成分を通しづらいようで、最初全く漬かりませんでした。
1日目はもちろん漬からず。
2日目になっても、漬からず。
3日目経っても漬からなかった長芋を前にしてハッとしました。
「半分にすれば良いんじゃん」
すると4日目にして初めて美味しいぬか漬けに変身してくれたのです。
なるほど。きゅうりのようにそのままぬか床に入れるだけではダメなのね…
ぬか漬け初心者だった僕が非常に勉強になった出来事でした。
細かく切れば皮は剥いても剥かなくてもOK!
ということで最近の僕は長芋を漬ける時、このように細かく切ってから漬けています。
細かく切っていれば皮は剥いても剥かなくてもOK!
あ、皮から生えているヒゲは、食べづらいのでとった方がいいですね。
手でムシってもいいですし、ガスコンロで軽くあぶると簡単に取れます。
ちなみに僕は皮付きの長芋も結構好きなのでよくやりますね。
漬け時間は季節にもよりますが、半分にカットしているものだと1日半〜2日、細かくカットしているものだと半日〜1日で漬かり上がります。
朝ご飯のお供にも、お酒のお供にも最適な長芋のぬか漬け。
みなさんも是非チャレンジしてみてくださいね!
長芋の漬け方、YouTubeでも公開中!
ぬか漬け男子&ぬか漬け女子がやっているYouTube番組、
「れっつとぅぎゃざーぬか漬け!」
では長芋の漬け方もご紹介しています!
楽しくレクチャーしていますので、ぜひみてみて下さいね。
チャンネル登録、高評価もよろしくお願いします!
れっつとぅぎゃざーぬか漬け【長芋】