皆さんはビーツという野菜を知っていますか?
ビーツは飲む血液とも言われる、濃い赤紫色が鮮やかなお野菜です。
お店などで見かけることは少ない野菜ですが、僕がファーマズマーケットに行った際出会ってしまい、
「これはぬか漬けにしないでか!」
と思いチャレンジしてみました。
今回はそのときの模様をお届けします!
ビーツって何よ!?
ビーツはヒユ科の植物で、根を食用にするために品種改良されたものが一般的にビーツとして売られています。
濃い赤紫色だからか、19世紀には英語で「血蕪」(blood turnip)とも言われていましたが、かぶの近縁種ではありません。
日本には江戸時代初期に入ってきたとされています。
さてそんなビーツと僕との出会いは冒頭でも触れましたが、ファーマーズマーケットに行ったときでした。
新鮮で珍しいお野菜が売っているのでたまにいくのですが、そこで目に止まった赤かぶのような野菜。
「これはなんですか?」と店員さんに聞いたところ、それがビーツでした。
ビーツの漬け方
ということでファーマーズマーケットで購入したビーツをぬか漬けにしてみることにしました。
ビーツを洗ったら水分を拭き取って塩を塗り込み、そのままぬか床にIN!
この時はレジェンド切りなどの下処理はせず、そのままぬか床に入れたようです。
さて、どのようなぬか漬けになるのか…
お味はヌカに!?
血の色に染まったぬか床
ビーツを漬けた翌日、ウキウキしながらぬか床を掘ってみると、
え!?
ビーツの色がぬか床にうつってまるで火曜サスペンスの殺人現場みたいになっていました。。
流石「blood turnip」と呼ばれるだけあります。
色のついた野菜はこういう事がおこりやすい…
ただ想像以上に不気味だったので、ちょっと反省。
でも肝心なお味は、株よりもちょっと甘味がある感じで、僕的には好きな味でした。
ちなみにヌカについた赤い色はしばらく抜けませんでしたが、時が経つにつれ分解されて元通りの色になりました。
ぬか床の分解能力、流石ですね!
スムージーにしたら美味しいと言われたけど…
「ビーツはどうやって食べるんですか?」
ファーマーズマーケットで店員さんに質問したところ、
「スムージーにしたら美味しいですよ」
とのことでした。
ただ我が家にはミキサーが無かったので、何か他の料理は出来ないかと調べていたら、なんとビーツはロシアの代表料理「ボルシチ」の材料だということがわかりました。
あの赤い色はビーツで出していたのですね。
ということで残りのビーズを使ってボルシチ作ってみました(笑)
ぬか漬けのサイトだけどボルシチの作り方(笑)
まずはビーツをよく洗い、葉っぱの部分を切ったら水に入れて火にかけ、40分煮込むことで臭みをとります。
煮込んでいる間にお野菜の準備。
ニンジン、玉ねぎ、キャベツ、そして折角なのでビーツの葉っぱも入れることにしました。
そしてふと鍋の方に目をやると、おぉ・・・
真っ赤な煮汁…
blood turnipパワー恐るべし!
そんなビーツに怯えながらも40分経ったので引き上げて、皮を向いて千切りに。
そしてここから牛肉を炒め、
野菜を炒めたら牛肉とビーツを投入し、水2カップ、カットトマト缶を半分くらい、コンソメを小さじ1投入して味を整えつつ煮込んだら、
完成!
とっても美味しいボルシチが出来ました!
なんかボルシチメインになっちゃったけど…
ということでいかがだったでしょうか?
「色がうつりやすい野菜はぬか漬けにしない方がいい」
という情報も聞きますが、見た目が気にならない方はやってみてもいいと思います。
味はとっても美味しかったです。
そしてボルシチも挑戦してみてくださいね!
…なんか普通の料理ブログみたいになっちゃった…ま、いっか(笑)