煮て良し、焼いて良し、蒸して良し。
ジャガイモはとっても美味しい野菜ですよね。
これはぬか漬けにしても美味しいのでは!?
よし!芋類へ挑戦していきましょう。
ということで今回はジャガイモのぬか漬けについてレポートしていきたいと思います。
ジャガイモの芽や皮には毒素が含まれているので注意!
ご存知の方も多いと思いますが、ジャガイモの芽や皮には「ソラニン」や「チャコニン」といった毒性成分が含まれています。
これらの毒成分は加熱してもなくならないので、芽や皮は必ず取って食べなければなりません。
そしてジャガイモに含まれるデンプンは、人間の消化酵素では消化できないため、腹痛の原因にもなります。
ただしデンプンは加熱することによって消化しやすい成分になるので、熱を加えると美味しくいただけるということです。
でも皮付きのジャガイモ食べることあるじゃん
芽はともかく、皮がついたジャガイモを食べる機会は多にしてありますよね。
皮付きポテトなんかもありますし、ジャガバターなんかは皮付きのまま出てきます。
そうです。状態の良いジャガイモであれば、皮も食べられるのです(芽はダメ)。
食べてはいけないのは、緑色に変色したジャガイモです。
ジャガイモは光が当たったたり傷ついたりすると、変色し毒素が増えてしまうのです。
状態のよい新鮮なジャガイモであれば皮付きのままでも食べられます。
ジャガイモの皮にはビタミンB2やカリウム、マグネシウムなど多くの栄養素も含まれていますので、より効率よく栄養を摂取できると言えます。
ただし小さいお子さんなどは、少量の毒素でも中毒になる可能性があるので、なるべく皮を剥いた方が良いでしょう。
実は生でも食べられている
生食には適さないジャガイモですが、ネットなどをみていると、生食レシピが多数紹介されています。
僕はまだ挑戦していないですが、状態がよく、えぐみの少ないジャガイモは生食が可能なんだとか。
熱を加えることで失う栄養素をとることができ、シャキシャキ食感も楽しむことができるというのです。
状態の良いジャガイモが手に入ったらチャレンジしてみたいと思っています。
ジャガイモの漬け方
今回用意したジャガイモは新ジャガなので、生食でもいける?
と思ったのですが、念のため火を通してから漬けることにしました。
蒸す場合
よく洗い、芽を取り除いたジャガイモを用意します。
そして鍋に水を入れ蒸し器をセットしたら、ジャガイモを入れます。
後は皮付きのまま竹串が刺さるくらいまで蒸していきます。
そして加熱が終わったらしっかり冷ましてぬか床に入れます。
電子レンジの場合
よく洗い、キッチンペーパーで包んだら、水を含ませます。
そのままラップで包み、電子レンジで加熱していきます。
大きさにもよりますが、600wで3〜4分程度でしょうか。
加熱が終わったら熱をしっかり冷ましてぬか床に入れます。
漬けてみた
今回は皮付きと皮なし両方漬けてみました。
ちなみに右が蒸したジャガイモ、左がレンチンのジャガイモです。
果たしてお味はぬかに!?
開封の儀
ジャガイモは、一度下茹でしてあるので、6時間〜半日程度で漬かります。
ではお味をレポートしていきます。
皮付きのジャガイモ
一口食べて思いました。
「これ、ポテサラじゃん!」
ぬかの効果で柔らかくなったジャガイモに、塩味と酸味が加わり、まさにマヨネーズで和えたポテトサラダといったお味です。
意外や意外、思った以上の出来でした。
美味しい!
皮なしのジャガイモ
皮なしは、よりポテサラ感が増します。
ちなみにレンチンと蒸しで味が違うということはありませんでしたが、蒸しの方は少し固茹で状態だったので、ポテサラ感は少し薄かったです。
終わり
いかがでしたか?
意外や意外、ジャガイモも美味しいぬか漬けに変身してくれました。
僕は皮なしで、しっかりと火が通ったレンチンの方が好みでした。
というかほんとポテサラ(笑)
ご飯のお供というよりは、ビールと一緒に食べたいと思いました。
興味のある方は是非試してみてはいかがでしょうか!