長芋はぬか漬けにするととても美味しい野菜の一つです。
認知度も高く、好きだという方も多いのではないでしょうか。
漬け方はとても簡単なのですが、ある点に注意しないと全然漬からないという悲しい事態を招きます。
実際僕も一度失敗したことがあるので、今回は失敗談を交えつつ長芋の漬け方について説明していきたいと思います。

一般的にスーパーで売られているのは山芋?長芋?
この記事を書くまで全然気にしていなかったのですが、山芋と長芋って違うものなんですね。
山芋
山芋は、ヤマノイモ科ヤマノイモ属ヤマイモに分類される芋で、正式名称は「ヤマノイモ」と言います。
地方によって自然薯、銀杏芋、大和芋、つくね芋などと呼ばれるそうです。風味や粘り気が強く、10月〜3月に旬を迎えます。
長芋
対して長芋は、ヤマノイモ科ヤマノイモ属ナガイモに分類される芋で、原産地は中国と言われています。
長さは50〜80cmほどですが、スーパーなどで売られる際は、20cmくらいにカットされている場合が多いのではないでしょうか。
山芋との違いは、水っぽく粘りが少ない点です。
そして夏に多く出回りますが、比較的年中手に入れることができます。
なるほど。山芋と長芋は似ていますが違うものだったのですね。
両方ともスーパーなどで手に入れることができますので、買う時には名前に注目してみてください。

僕の失敗談
ぬか漬けを始めて割と初期の段階で、長芋のぬか漬けに挑戦したのですが、最初思うように漬かりませんでした。
理由は丸ごとそのままぬか床に入れたからです。
長芋の皮はぬか成分を通しづらいようで、最初全く漬かりませんでした。
1日目はもちろん漬からず。
2日目になっても、漬からず。
3日目経っても漬からなかった長芋を前にしてハッとしました。
「半分にすれば良いんじゃん」
すると4日目にして初めて美味しいぬか漬けに変身してくれたのです。
なるほど。きゅうりのようにそのままぬか床に入れるだけではだめなのね…
ぬか漬け初心者だった僕が非常に勉強になった出来事でした。

細かく切れば皮は剥いても剥かなくてもOK!
ということで最近の僕は長芋を漬ける時、このように細かく切ってから漬けています。
こうすると季節にもよりますが、大体1日で漬かりあがります。
細かく切っていれば皮は剥いても剥かなくてもOK!
あ、皮から生えているヒゲは、食べづらいのでとった方がいいですよ。
ちなみに僕は皮付きの長芋も結構好きなので、よくやります。
朝ご飯のお供にも、お酒のお供にも最適な長芋のぬか漬け。
みなさんも是非チャレンジしてみてくださいね!
