夏になると食べたくなるのがオクラです。ネバネバで美味しいオクラはぬか漬けにしても美味しくいただけます!ということで今回はオクラのぬか漬けについて書きたいと思います。

なつがく〜ればおもいだす〜
オクラはアオイ科トロロアオイ属の植物です。日本には明治初期ごろに入ってきて、かつては「アメリカネリ」や「ネリ」、「陸蓮根(おかれんこん)」と呼ばれていましたが、現在では英語名称の「オクラ(okra)」が一般的な名前になっています。
昔僕の実家の畑でも育てられていて、夏になると新鮮なオクラをとって醤油と鰹節をかけてご飯に乗せて食べていたのを思い出します。現在では輸入物もあるので割と年中手に入りますが、旬を迎える6月〜8月のオクラが一番うまいですね!

オクラの下ごしらえに欠かせない「板ずり」
オクラには産毛のような細かい毛が生えていますので、下ごしらえの段階で板ずりという作業をします。板ずりはオクラをまな板にのせて塩を振り、
オクラをコロコロと転がします。
こうすることでオクラについている細かい毛が取れるのです。塩を手につけてゴシゴシ擦るでも大丈夫です!
新鮮なオクラは茹でなくてもOK
新鮮なオクラは茹でずに食べても大丈夫です。ただ、収穫してからしばらく立ったものは下茹でした方が無難かなと思います。あと大きくなりすぎたものは固いので、下茹でした方がいいでしょう。
下茹では沸騰したお湯に1〜2分入れる感じでOKです。茹ですぎると食感が楽しめないので早めにあげるのがいいですね。あと、ヘタの黒ずんでいる部分があったら下茹で前に切り取っちゃいましょう。
ガク全体を切り落とすとオクラの中にお湯が入ってしい水っぽくなってしまうので、穴を開けないように切り取るのがポイント!そしてゆでた後は、
ぬか床に入れる前にしっかり冷やすこともお忘れなく。

あとは漬けるだけ
下ごしらえが終わったらあとはぬか床に入れるだけです。
この時は確か、右側が生、左側が下茹でしたバージョンで漬けました。 ぬか漬けをやっていると、野菜から出る水分が増加して、糠がびちゃびちゃになることが ... 続きを見る
おや!?右端に”ぬかとっくり”が見えますね。ぬかとっくりはぬか床の水分を上手にとってくれる素敵アイテムです。こちらの記事でご確認ください。
めちゃ便利!糠床の水分を吸い上げてくれる「ぬかとっくり」
下茹で有無の軍配はヌカに!?
オクラは時期にもよりますが、半日〜1日で美味しく漬かります。さて、下茹で有無での味の違いはというと、下茹でしてる方が漬かりが深い気がしましたね。この時のオクラはあまり新鮮じゃ無かったからか、下茹でをした方が美味しく感じました。ただ、夏の時期の新鮮なオクラは生の方が美味しい気がします。ま、感じ方は人それぞれですけどね(笑)

オクラのおすすめレシピ
僕が夏の時期によく食べるのが、オクラ豆腐です。調理法はとても簡単で、、オクラに下処理(板ずり&下茹で)を加えたら1cm角に切って、鰹節と醤油、味の素を少量加えて混ぜて、豆腐にのせるだけ!
これがなかなか絶品おつまみでして、よく作っています。もちろんご飯に乗せてもOK!簡単なので、ぜひお試しあれ!

旬は食らうべし
冒頭にも書きましたが、今の時代オクラは年中手に入ります。でもやっぱり旬の時期に食べるのが一番美味しい!ということで、新鮮なオクラに出会ったら是非ぬか漬けにしてみてくださいね!
