
ぬか床を作りたい!
そう思ったとき、多くの人が最初に迷うのが「どんなぬか床容器を選べばいいの?」という点ではないでしょうか。
僕自身、ぬか漬けを始めた当初は何を買えばいいのか分からず、かなり迷いました。
お米屋さんに聞いたり、色々調べたりしながら、今の容器にたどり着いたという感じです。
初めての1台なら、3L前後(ぬか1kg運用)×間口が広めの容器が失敗しにくいです。
僕のおすすめは「トンボ ホーローぬか漬け容器 3.3L」(冷蔵庫に入る・匂い移りしにくい・長く使える)。
- 冷蔵庫管理が多い人:密閉できるタイプ
- 長く育てたい人:ホーロー/陶器
- 混ぜるのが負担になりそうな人:手を入れずに混ぜられるタイプ
ということで今回は、僕が実際に使ってきた容器・検討してきた容器を中心に、初心者におすすめなぬか床容器10選を紹介します。
初心者にちょうど良いぬか床容器とは?

どんな容器を選べばいいのか。
正直なところ、最後は「自分が使いたくなるかどうか」がいちばん大切です。
道具って、理屈よりも気分のほうが続きます。
僕はベーシストですが、生徒さんに楽器選びを聞かれたら「お店でビビッときたやつ」と答えています。
とはいえ、それだけだと不安も残るので、ここだけ押さえておくと失敗しにくいポイントをまとめました。
僕が使っているぬか床容器のサイズ感
初心者向けとしてよく言われるのが、3L前後というサイズ感です。
実際に僕は3.3〜3.5Lクラスの容器を長年使っていますが、
- きゅうりが丸ごと入る
- 冷蔵庫や野菜室に収まる
- 1kgのぬかを無理なく運用できる
という意味で、本当に「ちょうどいい」と感じています。
一人暮らし〜2人暮らしなら、まずこのサイズ帯で間違いありません。
間口が広く、深すぎない容器が続きやすい
ぬか床は定期的に混ぜる必要があります。
・間口が狭すぎない
・底が深すぎない
この2点は想像以上に大事です。
混ぜにくいだけで、触る頻度が一気に下がります。
また、夏場や旅行時は冷蔵庫管理になることも多いので、冷蔵庫に入るサイズかも必ず確認しておきましょう。
材質は好みでOK。ただし特徴は知っておく
ぬか床容器の素材はさまざまです。
僕の経験から言うと、プラスチック製でも十分おいしいぬか漬けは作れます。
ただし、酸による経年劣化はどうしても起こるので、長く使いたい場合はホーローや陶器が向いています。
素材ごとの性格はこんな感じです。
- ホーローは酸・塩に強く、匂い移りしにくい/長く使える
- プラスチックは軽くて安い/経年劣化はあり
- 陶器は匂いが付きにくい/割れやすい
- 杉(木)は調湿性が高い/サイズによっては置き場所を考える
初心者におすすめのぬか床容器10選
ここから具体的に紹介していきます。
1. 新輝合成 トンボ ホーローぬか漬け容器 3.3L

実際に使っているトンボのホーローぬか床容器(3.3L)
容量:3.3L/サイズ:幅24.5×奥行18.5×高さ10.5cm/素材:ホーロー/ぬか目安:1kg
僕が現在メインで使っているぬか床容器です。
ホーローは酸や塩に強く、匂い移りもしにくいので、ぬか床を安定して育てたい人に向いています。
冷蔵庫・野菜室にも収まりやすく、毎日使っていて不満がありません。

2. 野田琺瑯 ぬか漬け美人 TK-32
容量:3.2L/サイズ:幅25.5×奥行16×高さ12cm/素材:ホーロー/ぬか目安:1kg
実際に手にとって、トンボと最後まで迷ったのがこちらです。
作りの安心感はさすがホーロー専門メーカー。
商品名が「ぬか漬け美人」っていうのも、なんだか好きです(笑)。

3. トンボ ホーロー保存容器 角2型 2L

実際に使っているトンボのホーローぬか床容器(2L)
容量:2.0L/サイズ:幅16×奥行16×高さ11.5cm/素材:ホーロー/ぬか目安:500g
少量派・一人暮らし向けのサイズです。僕はぬか床を2台運用していた時に使っていました。
冷蔵庫管理がメインの人には、かなり使いやすいと思います。
デメリットは、きゅうりなど長めの野菜は切らないと入らない点と、間口が小さめなので手が大きい人は混ぜにくく感じるかもしれない点。
ただ、ぬかを入れすぎず6〜7分目くらいにしておくと扱いやすくなります。
ちょっと漬けたい派にはこのサイズ感、かなりアリです。

4. トンボ シール容器 朝市 角型 3.5L(プラスチック)
容量:3.5L/サイズ:幅23×奥行17×高さ12.5cm/素材:ポリプロピレン/ぬか目安:1kg
僕が最初に使っていた容器です。
安くて軽くて、とにかく始めやすい。
酸に強いポリプロピレンとはいえ、長く使うと経年劣化は出てきます。
僕の場合は5年半ほど使っていましたが、底に黒ずみが出てきました。
それでも、「まず始める」という意味では本当に優秀な容器です。
初心者が最初の1台に選ぶなら、かなり安心できる選択だと思います。

5. 山崎実業 密閉ぬか漬けケース(水取り器付)
容量:3.0L/サイズ:幅28×奥行16.5×高さ12.2cm/素材:ポリプロピレン/ぬか目安:1kg
最近見つけたぬか床容器で、個人的に大好きな山崎実業の製品です。
蓋が本体に付いていて、片手で開け閉めできるのが地味に便利。
パッキン付きなので、匂い漏れ対策もしっかりしています。
冷蔵庫管理がメインの初心者には、かなり扱いやすいタイプです。

6. 高木金属工房 ホーローストックポット 丸型 6.0L
容量:6.0L/サイズ:約27.8×22.0×20.2cm/素材:ホーロー
ポット型のホーロー容器で、容量がある分、混ぜやすいのが特徴です。
たくさん漬けたい人には相性が良く、使っていると少し上級者感も出ます(笑)。
ただし、ぬかを入れるとそれなりに重くなる点は注意。
「見た目も使い勝手も妥協したくない」という向上心のある方におすすめです。

7. すぎドコ 水抜きのいらない画期的なぬか箱 SUGIDOCO
サイズ:幅26.5×奥行26.5×高さ11cm/素材:杉/ぬか目安:1kg
見た目からして、どこか高級感のあるぬか箱です。
杉は調湿性に優れている素材なので、商品名の通り水抜きがいらないのが特徴。
昔からぬか漬けには杉樽が使われてきましたし、こういう選択肢があるのも良いなと感じます。

8. リビング 丸かめ 3号 漬物容器 5.4L(陶器)

我が家の丸かめ3号
容量:5.4L/サイズ:約25×24.5×27.8cm/素材:陶器
壺でぬか漬け、もう仙人の域ですね(笑)。
陶器は匂いが付きにくく、長く使っても劣化しにくいのがメリットです。
ただし落とすと割れるので、置き場所は慎重に。あ、冷蔵庫には入れづらそうです(笑)
見た目も含めて、「育てる楽しみ」そのものを味わいたい人に向いています。

9. ぬか漬け器「ぬか楽」
サイズ:約27×16.1×14.8cm/素材:プラスチック or ホーロー
手をぬかに突っ込まずに混ぜられるという、便利なぬか床です。
ぬかを混ぜたあとの手の匂い問題、地味にストレスなので、そこを解決したい人には刺さります。
「混ぜるのが面倒で続かないかも…」と感じている初心者には、こういう選択肢も十分アリです。

10.(番外編)ジップロック Lサイズ(まず試したい人向け)
容量:Lサイズ(縦273mm×横268mm(縦:ジッパー部より下)厚さ0.06mm)※製品表記より/素材:ポリエチレン/ぬか目安:補充用ぬか床250g×2袋(合計500g)
「ぬか漬け、ちょっとやってみたい」
そんな人が最初の一歩として選びやすいのが、ジップロックです。
僕のサイトでも、中沢さんが「無印発酵ぬか床補充用×2+ジップロック」で実践した記事がありますが、短期〜お試し運用なら十分アリだと感じました。
ただし、耐久性の面では限界もあるので、「続けられそう」と感じたら、早めに容器へ移行するのがおすすめです。
-

無印発酵ぬかどこ補充用250g×2をジップロックで使う方法
無印発酵ぬかどこを続けていると、 「1kgは少し多いかも」と感じる場面があります ...
続きを見る

最後は「続けられそうかどうか」
ここまでいろいろな容器を紹介してきましたが、
いちばん大事なのは「これなら続けられそう」と思えるかどうかだと思います。
ぬか床容器にも、それぞれ個性があります。
機能や素材も大事ですが、最終的には自分の生活にしっくりくるかで選ぶのが正解です。

こんなふうに顔や絵を描いてみると、自然と手が伸びる存在になりますよ。

