
ある日ぬか床を開けたら、表面が真っ白に……。
いきなりそんな状態を見ると、びっくりしますよね。
「悪くなったのかな?捨てないとダメ?」
と不安になる方も多いと思いますが、ちょっと待ってください。
ぬか床が白くなっていても、多くの場合は問題ありません。
この記事では、ぬか床が白くなる原因と、状態別の正しい対処法について、実体験を交えながらご紹介します。
結論|白くなっても、すぐに捨てる必要はありません
ぬか床が白くなったからといって、慌てて処分する必要がないケースがほとんどです。
大切なのは、「白さの正体が何なのか」を見極めること。
白く見える原因は、大きく分けて次の3つがあります。
- 産膜酵母(ほぼ問題なし)
- 塩の結晶・乾燥(問題なし)
- 本当のカビ(注意が必要)
順番に見ていきましょう。
【OK】表面がうっすら白いのは産膜酵母の可能性大

ぬか床の表面が白くなる一番多い原因が、産膜酵母(さんまくこうぼ)です。
これは、空気が大好きな酵母が増えたときに、ぬか床の表面に白い膜のように現れるもの。
発酵が順調に進んでいる証拠でもあり、カビではありません。
気温が高い時期や、混ぜる頻度が少なかったときに出やすい傾向があります。
薄く白い膜が張っている程度で、匂いに異常がなければ、そのまま混ぜ込んでOKです。
ただし、白い部分がヌチャっとしていたり、匂いが気になる場合は、表面だけ軽く取り除いてから混ぜると安心です。
手で触るのが気になる方は、スプーンなどで表面をすくうように取り除いてください。
ぬかどこの混ぜ方は動画でも紹介しています
白くさせないためには?

正直なところ、産膜酵母が出るのはぬか床あるあるなので、そこまで神経質になる必要はありません。
混ぜるのをサボりすぎたなと思ったら、
「ごめんね」
と心の中で謝りつつ、しっかり混ぜてあげましょう(笑)
頻繁に白くなる場合は、発酵を少し抑えるために、塩を足すか足しぬかをして調整すると落ち着きやすくなります。
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【足しぬか】減ってきたら足しましょう!全然難しくない足しぬかのやり方
また、真夏など発酵が進みすぎる時期は、冷蔵庫管理に切り替えるのも有効です。
【注意】白いポツポツ・フワフワはカビの可能性あり
白い膜ではなく、
- ポツポツとした白い点
- 綿のようにフワフワしたもの
が見られる場合は、カビの可能性があります。
この状態まで進んでしまうと、無理に復活させず、新しく仕込み直す判断も必要です。
ただし、少々管理が雑になった程度で、すぐにダメになることはほとんどありません。
実は僕も、夏の暑い日に5日間ほど常温で放置してしまったことがあります。
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ぬか床を真夏に5日間常温放置…僕の失敗と復活の実体験
人間は失敗する生き物です。 失敗し、反省し、その積み重ねこそが豊かな人生を作って ...
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見た目はかなり衝撃的でしたが、匂いに異常がなかったため、表面を多めに取り除いて足しぬかをし、なんとか復活しました。
ぬか床って、意外とタフなんですよね。
まとめ|白くなっても慌てず、状態を見極めましょう
ぬか床が白くなったときの対処法をまとめると、
① 表面がうっすら白いだけなら、混ぜてOK
② 気になる場合は表面を軽く取り除く
③ ポツポツ・フワフワは無理せずリセット
という判断になります。
ぬか床は、多少の変化があって当たり前。
あまり神経質になりすぎず、気楽に付き合うことが長続きのコツだと思います。
ちなみに、表面が黒くなったときの対処法についても別記事で紹介していますので、よろしければあわせてご覧ください。
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