今まで様々な野菜をぬか漬けにしてきましたが、ぬか漬けに合う野菜、合わない野菜があるなと思っています。
中でもカボチャはぬか漬けに合わないと思っています。
ただしカボチャの中でもコリンキーという品種はぬか漬けにするととってもおいしく食べられました。
ということで今回はカボチャの失敗談とコリンキーの成功談について書いていきたいと思います。
何度やってもカボチャはぬか漬けに合わなかった
僕はカボチャが大好きです。
甘辛く炊いたり、焼肉と一緒に焼いたり、スープにしたりと普段おいしくいただいています。
ということでぬか漬けにするとおいしいんじゃないかと思い、ある時挑戦してみたのです。
「きょうのぬかこ」
<2018年5月15日>かぼちゃはぬか漬けにしたら美味しい野菜かぬか漬けにしない方が美味しい野菜かでいうと、ぬか漬けにしない方が美味しい野菜ヌカ。
#きょうのぬかこ #糠 #ぬか床 #ぬか漬け #かぼちゃ #2日経って分かった事 #かぼちゃをぬか漬けにするのは難しい#久々の失敗 pic.twitter.com/sHhGOYr7xs
— ぬかこ (@kyounonukako) May 15, 2018
ダメでした、、
というか苦手な味でした。
この時は生のバージョンとレンジで火を通したバージョンを漬けたのですが、カボチャ独特の甘みとぬか漬けの酸味が見事なばかり喧嘩した味に感じたのです。
生の方は固くて食べづらいし、レンジで火を通した方はその分甘みが増すので余計にバチバチの喧嘩状態…
このままじゃ食べられないと思い、煮たり焼いたりと手を加えてみたのですがそれもダメ。
ネットで調べるとおいしいと書いている方も見かけましたが、僕には全く響かなかったのです。
ウリ科の裏切り
カボチャは「ウリ科カボチャ属」のお野菜に分類され、16世紀頃にポルトガルから伝来したと言われています。
僕はぬか漬けにおいて、
「努力とウリ科は裏切らない」
と豪語するほどウリ科のお野菜に絶対的な信頼を寄せていたのですが、初めて裏切られました。
他のウリ科のお野菜と比べた時、やはり思い当たるのが独特の甘みです。
しかしウリ科のポテンシャルを信じ切っている僕は、ある一つの方法を閃きました。
甘みが少ないカボチャを漬ければ良いんじゃね?
独特の甘みが邪魔しているなら甘くないカボチャを漬ければ良いんじゃね?
逆転の発想です!
と言えるほどのものじゃありませんが(笑)、玉ねぎのぬか漬けに失敗した時、紫玉ねぎを漬けるとおいしく食べられた経験が僕を突き動かしました。
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そこで調べたところ、コリンキーという品種にたどり着いたのです。
コリンキーは生食用のカボチャ
カボチャは生で食べることができます。
ただし固いしちょっとクセがあるので僕は好きではありません。
そんな中登場したのが生食に適したカボチャ「コリンキー」です。
コリンキーはスタンダードなカボチャと比べて瑞々しく、余計な甘みと香りがないので生食に適しているのです。
というか生食用に改良された品種のようですね。
オーストラリアのB625の選抜系統と打木赤革栗の選抜系統を交雑して作られ、2002年に品種登録されていました。
そんなコリンキーをこれまたたまたまスーパーで見かけてしまい、
これはチャレンジしろと神様が言っているに違いない!
と勝手に思い込んで漬けてみることにしました。
コリンキーの漬け方
コリンキーはカボチャですので、半分に切ると中にタネがあります。
切った感触はカボチャほど固くなく、すんなり切れました。
そしてタネをスプーンで取ってから、
食べやすい大きさにカットして漬けました。
皮も食べられるとのことだったので皮付きです。
因みに生のままで食べると、クセがなく確かにサラダなんかにぴったりでおいしかったです。
果たしてぬか漬けのお味やいかに!?
コリンキーのぬか漬け
ということで1日後に取り出しました。
綺麗な黄色ですね。
期待大!ということで早速食べてみると、
おいしい!
スタンダードなカボチャを漬けた時は甘みと酸味が喧嘩していましたが、コリンキーは嫌な甘さもなく、ぬかの風味を上手に受け入れてくれていて美味でございました!
そして瑞々しい!!
ウリ科の汚名返上です!!
まとめ
ということでカボチャとコリンキーのぬか漬けをレポートしてまいりました。
「努力とウリ科は裏切らない」
どうやらこの言葉はまだまだ使っても良さそうです(笑)
コリンキーはサラダにして食べても美味しかったですし、ちょうど新生姜の甘酢漬けを作っていたタイミングだったのでその中に入れるとめちゃおいしいピクルスに変身してくれました。
みなさんもスーパーなどで見かけたら是非試してみてください。
スタンダードなカボチャは普通の調理法で食べて、コリンキーはぬか漬けへ!
おすすめでございます!!