さて、ついにぬか漬け男子の一歩を踏み入れました。
しかし、ぬかを容器に入れ、漬け捨て野菜を漬けるだけではぬか床は完成しません。
ここから少々長い道のりになりますが、これもおいしいぬか漬けを食べるための試練…
というほど大袈裟なものではないので、気楽にその道のりを見ていただけたらと思います!
ちなみにぬか床の作り方はこちら。
ぬか床を作った後、ぬか漬けを漬けるようになれるまでの作業を今回はご紹介していきたいと思います。 腸内細菌の活性化と健全な精神の育成を目的としてスタートを切った、 「ぬか漬け男子 ... 続きを見る
ぬか床の作り方「Let'sぬか漬け男子だぉ!」
耐え忍ぶ毎日
ぬか床を作った当時の資料を見ていると、ぬか床を仕込んでからは毎日朝と晩の2回かき混ぜてたみたいです。
混ぜ方は、
1.ぬか床から漬け捨て野菜を出す。
2.大まかに混ぜる
3.漬け捨て野菜についているぬかを絞るようにこそげ落とし、ぬか床に入れ、混ぜる。
4.漬け捨て野菜を戻す。
といった感じです。
最初の2日間は特に変化が見られなかったのですが、3日目になり、ぬか床の感触が変わりました。

ついにぬか床が発酵開始!
3日目、それまではさらりとした感触だったぬかが、くしゅっという感触に変化したのです。
いやー、テンションが上がりましたね。
その後、漬け捨て野菜を入れ替え、また同じ工程を繰り返します。
ちなみに後学のために漬け捨て野菜を食べてみたのですが、めちゃしょっぱくて食べれたものではありませんでした。

とうとうやった…ぬか床の完成!
毎日2回混ぜ、3日に1回漬け捨て野菜を交換するという作業を約5回繰り返しました。
ちなみに発酵したぬか床は、やはり匂いが出て来ます。混ぜたら必ず手をしっかり洗うようにしましょう。
ということでぬか床作りから2週間後、ついにぬか床が完成しました!
早速お野菜を漬け、1日待ってみると、、、
うまい!
まだまだ若い感じはしましたが、しっかりぬか漬けになっていました!
いやー、この感動たるや…
今でも忘れることはできません!
完成までちょっと手間はかかるがその先に待っているもの
さて、ぬか床を作ってから3年が経過していました。
当時の記憶と資料を振り返りながら今回書いたのですが、初めてぬか漬けが完成した時の感動が少し蘇って来ました。そして3年たった今も、ぬか床は元気に生きています。
完成までちょっと手間はかかるけど、その先に待っているのはおいしいぬか漬け。そして日々成長していくぬか床と向き合う楽しみがあります。
ぬか床作ってみたいな…
そんな風に思っているあなた!怖がらず一歩を踏み出してみてください!きっと後悔しないはず!!
「明日やろうは馬鹿ヤロウ」
ぜひぬか床作りにチャレンジしてみてください!
